インタビュー◆7月25日・長崎新聞

◆本日の長崎新聞で私のインタビューが掲載されました。長崎の方は紙面でも、長崎以外の方はネットでご覧ください。◆エッセイ集「母はもう春を理解できない 〜認知症という旅の物語〜」と◆絵本こどもにつたえる認知症シリーズ全5巻の紹介も掲載されています。◆オリンピックの合間にでも是非ご覧ください。©Konosuke Fujikawa
https://www.nagasaki-np.co.jp/kijis/?kijiid=791860692244447232
origin_1

 

 

 

 

 

 

写真は長崎新聞社・7月25日より

みなさま、宜しければ「シェア」をお願いします。
多くの方々に詩を読んでいただければと思っています。
・———・———・◆・———・———・
◆自選藤川幸之助詩集
 【支える側が支えられ 生かされていく】
 詳細は◆https://amzn.to/2TFsqRT
◆エッセイ集
「母はもう春を理解できない
〜認知症という旅の物語〜」
https://amzn.to/3o7ASX8
◆絵本・こどもに伝える認知症シリーズ5
絵本『じいちゃん、出発進行!』
詳細はhttps://amzn.to/32Z85f6
◆絵本・こどもに伝える認知症シリーズ4
絵本『赤いスパゲッチ』
詳細は◆https://amzn.to/3qG7KrH
◆絵本・こどもに伝える認知症シリーズ3
絵本『一本の線をひくと』
詳細は◆https://amzn.to/345fHNq
◆絵本・こどもに伝える認知症シリーズ2
絵本『おじいちゃんの手帳』
詳細は◆https://amzn.to/2T9WJ3N
◆絵本・こどもに伝える認知症シリーズ1
絵本『赤ちゃんキューちゃん』
詳細は◆https://amzn.to/38Jlzw0
◆絵本こどもにつたえる認知症シリーズ全5巻
詳細は◆https://amzn.to/3uod9Ws
・———・———・◆・———・———・
◆初めてこのページに来られた方へ
この【詩人*藤川幸之助】facebookページへ「いいね!」をお願いいたします。

https://www.facebook.com/fujikawa.konosuke

本日、毎日新聞・朝刊記事◆絵本で伝える認知症

◆本日の毎日新聞・朝刊「滝野隆浩の掃苔記」で拙著「絵本こどもにつたえる認知症シリーズ全5巻」が記事になりました。◆この絵本シリーズを作りにあたり、認知症介護の本、認知症ご本人が書かれた本、医学書など50冊近くの書籍を読み、認知症に関する知識を子どもたちに伝えるだけでは不十分だという思いに至りました。そこで、「認知症を伝える」のではなく、「認知症で伝える」をテーマに、子どもたちに認知症の知識を伝えるとともに、認知症の方本人の「痛み」や認知症の方々を支える家族などの「痛み」を伝えたいとこの絵本シリーズを、構想も含めると5年がかりで完成させました。是非、学校や介護施設などでお使いください。◆この絵本シリーズを作ろうと思った経緯やその思いの詳細について、毎日新聞・編集委員の滝野隆浩さんが「絵本で伝える認知症」というタイトルで書いてくださっています。読んでいただければ幸甚です。 ©Konosuke Fujikawa【文・藤川幸之助】
IMG-8152
https://mainichi.jp/articles/20210704/ddm/012/070/106000c
↑↑↑毎日新聞の記事 

みなさま、宜しければ「シェア」をお願いします。
多くの子どもたちにこの認知症の絵本を読んでいただければと思っています。
◆絵本・こどもに伝える認知症シリーズ5
 絵本『じいちゃん、出発進行!』
 詳細は◆https://amzn.to/32Z85f6
◆絵本・こどもに伝える認知症シリーズ4
 絵本『赤いスパゲッチ』
 詳細は◆https://amzn.to/3qG7KrH
◆絵本・こどもに伝える認知症シリーズ3
 絵本『一本の線をひくと』
 詳細は◆https://amzn.to/345fHNq
◆絵本・こどもに伝える認知症シリーズ2
 絵本『おじいちゃんの手帳』
 詳細は◆https://amzn.to/2T9WJ3N
◆絵本・こどもに伝える認知症シリーズ1
 絵本『赤ちゃんキューちゃん』
 詳細は◆https://amzn.to/38Jlzw0
◆絵本こどもにつたえる認知症シリーズ全5巻
 詳細は◆https://amzn.to/3uod9Ws

「アデュカヌマブ」◆詩「領収証」

C青い星が余剰になった話-2
◆父が亡くなって数年経ってからのことだった。認知症の母の病室に行くと、白い薬が処方されていた。尋ねると、「アリセプト」という認知症の薬だった。あんなに遠くにあった薬がやっとここまでたどり着いたのかと思った。◆この薬の日本での臨床開始が1989年、アメリカが1991年、母が認知症と診断されて数年後のことだった。父は書物を渉猟し、認知症の症状を遅らせる「アリセプト」という薬があることを知った。この薬は1996年11月いち早くアメリカで承認された。◆不治の病と言われていたアルツハイマー病への一縷の希望だった。母の病気の進行を早く止めてあげたいと、父はアメリカまで行く覚悟を決めた。その旅費や薬代捻出のために、父は爪に火を点すように暮らした。「日本の製薬会社が作ったのに、なんでアメリカまで行かなければ手に入らないのか」と父は不満げだった。母の介護に疲れ果て、1997年父は失意のうちに持病の心臓病で世を去った。「アリセプト」の日本での承認は臨床が始まって10年後の1999年だった。◆認知機能の低下を抑える世界初の薬「アデュカヌマブ」という認知症の薬が6月7日アメリカFDAにより承認され、日本でもすでに承認を申請しているとのことだが、年間の薬剤費は一人約613万円になるとも聞く。この薬こそは一縷の希望のままではなく、一刻も早く一人でも多くの認知症の方やそれを支えている家族を救う薬になってほしい。©Konosuke Fujikawa
詩集【支える側が支えられ 生かされていく】◆https://amzn.to/2TFsqRT

領収証

              藤川幸之助
父は
おしめ一つ買うにも
弁当を二つ買うにも
領収証をもらった
そして
帰ってからノートに明細を書いた
「二人でためたお金だもの
 母さんが理解できなくても
 母さんに見せないといけないから」
と領収証をノートの終わりに貼る父
そのノートの始まりには
墨で「誠実なる生活」と父は書いていた

私も領収証をもらう
そして母のノートの終わりに貼る
母には理解できないだろうけれど
母へ見せるために
死んでしまったけれど
父へ見せるために
アルツハイマーの薬ができたら
母に飲ませるんだと
父が誠実な生活をして
貯めたわずかばかりのお金を
母の代わりに預かる
母が死んで
父に出会ったとき
「二人のお金はこんな風に使いましたよ」
と母がきちんと言えるように
領収証を切ってもらう

私はノートの始めに
「母を幸せにするために」
と書いている
 「支える側が支えられ 生かされていく」(致知出版)より

みなさま、宜しければ「シェア」をお願いします。
多くの方々に詩を読んでいただければと思っています。

©Konosuke Fujikawa【詩*藤川幸之助】
◆自選藤川幸之助詩集
 【支える側が支えられ 生かされていく】
 詳細は◆https://amzn.to/2TFsqRT

みなさま、宜しければ「シェア」をお願いします。
多くの方々に詩を読んでいただければと思っています。
・———・———・◆・———・———・
◆エッセイ集
「母はもう春を理解できない
 〜認知症という旅の物語〜」
https://amzn.to/3o7ASX8

◆絵本・こどもに伝える認知症シリーズ4
 絵本『赤いスパゲッチ』
 詳細は◆https://amzn.to/3qG7KrH

◆絵本・こどもに伝える認知症シリーズ3
 絵本『一本の線をひくと』
 詳細は◆https://amzn.to/345fHNq

◆絵本・こどもに伝える認知症シリーズ2
 絵本『おじいちゃんの手帳』
 詳細は◆https://amzn.to/2T9WJ3N

◆絵本・こどもに伝える認知症シリーズ1
 絵本『赤ちゃんキューちゃん』
 詳細は◆https://amzn.to/38Jlzw0
・———・———・◆・———・———・
◆初めてこのページに来られた方へ
この【詩人*藤川幸之助】facebookページへ「いいね!」をお願いいたします。
https://www.facebook.com/fujikawa.konosuke

終巻『じいちゃん、出発進行!』

5じいちゃん_cover5
◆2025年には65歳以上の認知症を患う人の数が700万人を超えるとの推計値もあります。今の子どもたちはこの超高齢化社会を支え、生きていかなければなりません。◆この認知症の状況を、知識からだけではなく、認知症の本人、家族、周囲の人の思いやつながりから子どもたちに学ばせたいと、昨年3月から「絵本 こどもに伝える認知症シリーズ」を作って参りました。◆やっとのこと、そのシリーズの第5弾・絵本『じいちゃん、出発進行!』が発売になりました。ある日、じいちゃんの頭とぼくの頭がゴツン!とぶつかって認知症のじいちゃんになったぼくの不思議な物語です。スッスッと話せない、字が書けない、記憶が消える、時計が読めない…など、認知症の人の世界を体験して認知症の理解を深める絵本です。◆これで、藤川幸之助・作「絵本 こどもに伝える認知症」シリーズ全5巻(クリエイツかもがわ)が完成し、「箱入り5冊セット」で5月18日(火)に発売となります。是非ご高覧ください。

◆新刊・『じいちゃん、出発進行!』と
【絵本シリーズの詳細は↓↓↓】
 https://www.creates-dc.com/dementia

【第5巻・絵本『じいちゃん、出発進行!』のご購入】
 https://amzn.to/32Z85f6

【「絵本 こどもに伝える認知症」シリーズ全5巻セット】
◆Amazonでのご予約
 https://amzn.to/3uod9Ws

 ◆出版社「クリエイツかもがわ」でのご予約は
  この以下のチラシでのFAXまたは
  電話で「チラシを見た」とのご予約・ご購入で
  10%off 9,000円(税込・送料無料)になります。
chirashi5_page-0001
chirashi5_page-0002

◆シリーズ既刊本
【第4巻・絵本『赤いスパゲッチ』のご購入】
 https://amzn.to/3qG7KrH
【第3巻・絵本『一本の線をひくと』のご購入】
 https://amzn.to/345fHNq
【第2巻・絵本『おじいちゃんの手帳』】
 https://amzn.to/2T9WJ3N
【第1巻・絵本『赤ちゃんキューちゃん』】
 https://youtu.be/JaJQ2E5jQAA

新型コロナウイルスが猛威を振るっております。
くれぐれもご自愛ください。

藤川幸之助
2021/05/05
©Konosuke Fujikawa

沈黙の重み◆詩「静かな夜に」

◆このオリンピック開会式に女性タレントを侮辱するような演出の提案があったそうだ。身体的特徴で他者を判断するルッキズムには断固反対であり、また動物に喩えるその表現がとても不快だ。◆その提案はグループライン内の仲間内でのやりとりだったらしい。内輪でのアイデアのやりとりが人前に出てしまい、「正しさ」で裁かれるのもあまり良い心持ちはしない。いつかAIなどで自分の頭の中のアイデアまでもが「正しさ」で裁かれる日がくるかもと思うと、背中が凍りつく。◆しかしながら、閉ざされた内輪のざっくばらんな中で、ルッキズムによる差別が許されてしまうのであればもっと不快だし、それはただの陰口だ。が、不快に感じるメンバーが数人いて提案は立ち消えになったのだそうだ。◆今日の詩は、「静かな長い夜」。認知症で言葉をなくした母の詩だ。口からなかなか出ない言葉は沈黙の意味を教えてくれる。口からつい出てしまった言葉は沈黙の重みを教えてくれる。©Konosuke Fujikawa
L1020239-2のコピー
静かな長い夜
        藤川幸之助
母に優しい言葉をかけても
ありがとうとも言わない。
ましてやいい息子だと
誰かに自慢するわけでもなく
ただにこりともしないで私を見つめる。

二時間もかかる母の食事に
苛立つ私を尻目に
母は静かに宙を見つめ
ゆっくりと食事をする。
「本当はこんなことしてる間に
 仕事したいんだよ」
母のウンコの臭いに
うんざりしている私の顔を
母は静かに見つめている。
「こんな臭いをなんで
 おれがかがなくちゃなんないんだ」

「お母さんはよく分かっているんだよ」
とひと他人は言ってくれるけれど
何にも分かっちゃいないと思う。

夜、母から離れて独りぼっちになる。
私は母というな凪いだ海に映る自分の姿を
じっと見つめる。
人の目がなかったら
私はこんなに親身になって
母の世話をするのだろうか?
せめて私が母の側にいることを
母に分かっていてもらいたいと
ひたすら願う静かな長い夜が私にはある。
『支える側が支えられ、生かされていく』(致知出版)
©Konosuke Fujikawa【詩・文*藤川幸之助】

◆自選藤川幸之助詩集
 【支える側が支えられ 生かされていく】
 詳細は◆https://amzn.to/2TFsqRT
・———・———・◆・———・———・
◆エッセイ集
「母はもう春を理解できない
 〜認知症という旅の物語〜」
https://amzn.to/3o7ASX8
◆【詩人*藤川幸之助】著作のご購入はこちらから
http://www.k-fujikawa.net/books.php
・———・———・◆・———・———・
◆初めてこのページに来られた方へ
この【詩人*藤川幸之助】facebookページへ「いいね!」をお願いいたします。
https://www.facebook.com/fujikawa.konosuke